満足度★★★★
構成の妙か?1編目「悪魔の煤けた相棒」グリムなどの童話・寓話的世界なのも味があるが、そこから落語のサゲのようなパンチラインで幕切れとするのが鮮やか。2編目「魔女の名前」フィルム・ノワールならぬ「テアトル・ノワール」ながらどこか海外版「夢十夜」なオモムキがあるのが好み。3編目「シスターコンプレックス」結婚する妹に対する兄バカ具合と男たちの幼なじみ感が楽しいが、ラストに漂うペーソスもイイ。なお、ダークな2編と笑える1編という取り合わせや、2編目の後に生じる衣装替えのための時間稼ぎの場繋ぎも的確。
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2014/09/21 23:18
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