満足度★★★★★
最高に面白い
多分今まで見てきた演劇の中で一番面白かった。
役者のセリフの掛け合いとか、空気感が最高に楽しく、自然と笑みがこぼれてしまいました。
物語は、「王様と王子という変な設定な親子」と「現実にいそうな母娘」の骨肉の争いを描いたものですが、争いに至るまでの葛藤や挫折などの心理描写も楽しめてとにかく引き込まれます。
それにしても、親子関係がうまくいかない二人を、王様と王子にしたのはいいですね。
王様っていうと浮かんでくる印象は、絶対的な存在で、世間体を極端に気にして、育児は全て召使いに任せてしまう。
親子関係がうまくいかない要素を持ち合わせすぎている象徴的存在ですね。