親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】 公演情報 劇団チョコレートケーキ「親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    前回、観劇する予定の
    「治天ノ君」を都合によって見逃してしまったから、是非観たかった。

    舞台は第2次大戦後のポーランド。アウシュビッツ収容所所長として有名なルドルフ・ヘースのを取り調べを軸に、進められていく。

    取調室と4人の出演者が醸し出す空気は重く、淡々としている。
    演出をふくめ、役者の重厚さもそこに反映されている。

    戦後の共産圏、ポーランドという国家の微妙な背景もポイントであろう。

    しかし観る側の心身の準備や対応が悪かったのか、時として睡魔に襲われてしまった。
    (周りの人達はきちんと、観劇していました。)

    あとはネタバレで


    ネタバレBOX

    ノヴァクとシマノフスキの会話がいい。
    激高するシマノフスキに、国家や自分の置かれている立場を意識して冷静に対応するノヴァク。
    そこに絡む精神科医の同志バタヴィア。
    そして取り調べに対し、意外にも冷徹さを感じさせないヘース。

    ノヴァク役の谷仲恵輔さんは魅力的な声で、あの空間を引き立たせていた。
    収容所所長という肩書からは想像できない、ヘースの3人へのやりとりも意外性を感じさせた。

    ただ前述したように醸し出される空気が重く、淡々としているので単調なイメージを与えてしまう気がする。
    結果、たまに睡魔の誘惑が・・・

    単に私がこのテーマを受け入れる準備ができていなかった所も、大きいのだろうけど。

    0

    2014/09/14 00:53

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大