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がんばれ!岡田カレン,孤児役で出演!
20世紀、世界に最も影響を与えた女性と讃えられるマザー・テレサ。インド、カルカッタのスラム街で、貧しい人の中の最も貧しい人に仕え、愛と平和と命の大切さを守り、伝え続けた奇跡の生涯と、人類の遺産とも言える彼女の素晴らしい言葉の数々を、生演奏の美しい音楽に乗せて皆様にお届けするコンサート風の小さなミュージカルです。
がんばれ!岡田カレン,孤児役で出演!
マザー・テレサ,Agnesa Gongea Boiagi(1910-1997)は,1979年に,ノーベル平和賞を受賞している。
オスマン帝国領で生まれた。現在は,マケドニアである。アイルランドのダブリンで,教育を受けたあと,インドのダージリンにゆく。ここで,修道名テレサを選ぶ。
フランスに,リジューのテレーズという伝説的な修道女がいた。この人を敬愛して,テレサと名乗った。1897年に,24歳でなくなったが短い生涯に,聖人たちのような優れた偉業をなすのでなく,幼い子供のように,小さな愛を心がけることを主張している。
カルカッタでは,得意な地理を教えていた。ここで,テレサは,貧しい人々の姿を目にする。すべてを捨て,もっとも貧しい人の間で働くべき,との啓示を得る。活動は容易に許可をされなかったが,テレサはやがてスラム街にはいっていく。質素なサリーを身にまとい,無料で授業を開始する。地元の名士から評価される。
1950年には,「神の愛の宣教者会」を設立。そこでは,死を待つひとびとのための施設を作った。キリスト教での死をおしつけることは避け,自らの宗教で死ぬことを尊重している。全インドでの活動,さらに南米ベネズエラへの派遣となる。テレサの行動に,カトリック教会全体が大きな影響を受けていく。
ノーベル平和賞での,いっさいの賞金は,貧しいひとたちのために使われた。世界平和のためにできること?それは,うちに戻って,家族を愛してあげて!1982年には,中東での紛争に飛び込み,休戦させ,患者の救出をはかった。
心臓発作があって,ペースメーカーをつけた。この頃,故郷アルバニアに最初の支部を設立。1997年,転倒し,首の骨にひびがはいる。さらに,マラリアに感染する。テレサの葬儀は,インド政府によって,とりおこなわれた。