満足度★★★★★
“嫌いな女”も描かれていたけれど…個人的には、根本宗子にしか描けない“イタ女(いたじょ)ワールド”を堪能(笑)。と言っても、根本宗子は世間にいがちな“イタい女”を傍観者的立場から一方的に嘲りはせず、自分の中のイタさも見据え、きちんと笑いに変えていて、そこに何より感嘆。悲劇と喜劇が一体を成している本作固有の性質は、その自己嘲笑の精神の賜物だと思いました。素晴らしかった!!また、『今、出来る、精一杯。』で初観劇した時よりも明らかに客層が広がっていて、何より。根本宗子という稀有なる才能は、もっと広く知られなければなりません。
ネタバレBOX
0
2014/08/30 23:59
このページのQRコードです。
拡大