期待度♪♪♪♪♪
「ビッグ・イシュー」
「死刑制度維持」のキャンペーンに「廃止したら運営費がかさむ。」がある。
これは「命とカネ」を天秤にかける思想であり、倫理上、問題だ。
かつて権威主義体制下だった台湾、韓国が実質「死刑廃止国」というポジションに傾きつつあるなか、「死刑維持派」は より正当な論説が求められる。
「街の電器屋さん」。この響きが、『ナショナル』(現・パナソニック)の看板を発光させる。オレンジ色であった。どことなく懐かしいのは「屋台」の灯りにシンパシーを感じるからか。いずれの商も絶滅危惧種だ。
今や駅前に立地する家電量販店でしか買わない人々もいる。ネット通販が商店街の「地の利」に追い討ちをかけた。「街の電器屋さん」は経営危機である。
搬入業者との関係において「弱者」だから、定価販売するほかない。
「死刑」は 確かにビッグ・イシューだ。しかし、「街の電器屋さん」兄弟(技術者のようだ)にしてみれば明日の生活が「ビッグ・イシュー」である。
この「相克」を観たいのだ…。