ダル 公演情報 演劇組織KIMYO「ダル」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    んな
    最後まで聞き耳立てていましたが。

    ネタバレBOX

    新興実業家で町の実力者であるドーカス家の策略によって、事故として処理されたものの実際にはドーカス家に反目していた住人たちが殺されるという事件があり、そしてその後、何者かによってドーカス自身が自室で射殺されました。犯人が判らないまま数年が経ち、ドーカスの息子コブが町に戻ってきたという噂を聞いた殺された住人たちの子供たちが集まって、コブが自分たちを親の敵として狙ってくるのではないか、逆恨みを避けるため逃げた方が良いのではないか、そもそも犯人は誰だったんだということになって事件の真相を推理し始める話。

    現場の状況からコブは犯人ではあり得ないという結論になりましたが、真実は父親を憎んでいたコブが射殺して、殺された住人の息子でありコブの友人でもあったマーが金を持ち逃げしていたのでした。

    役者全員が交互に青い帽子を被ることで過去のカブをそれぞれ表現していました。盲人が象を撫でるような話のお芝居は何か観たような気もしましたが思い出せませんでした。

    聞きそびれたのか、ダルという言葉は一回も聞きませんでした。アフタートークでダルはだるいから来ているとのことでしたが、上演中はコブの話を聞いていても常にいつダルが出てくるのかと気になって、コブの分析に集中できていなかったのも事実です。

    脚本を書き始める前に題名が決まるとはいえ、ダルという題名でギターを弾いているチラシを見せられ、しかもですよ、マー君がいてダルが出てこないなんてどういうことって思います。マーがみんなをミスリードしたように、作演さんも意図的にミスリードしていたとしたらちょっと卑怯です。コブじゃなくてダルって名前にすればいいじゃんとも思いますが、それじゃあダメなんでしょうね。

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    2014/08/10 12:54

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