鈍色の、ブルウ。ありがとうございました! 公演情報 matsucarpone「鈍色の、ブルウ。ありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題1189(14-237)
    21:00の回(晴)。20:40受付、開場。

    本公演20回目…20歳の原点というと大袈裟かもしれませんが2回目、セーラー服には絵の具がたくさんついています、観に来ました。

    「原案 太宰治」とあり、「女生徒」「葉桜と魔笛」…他にもあったのか…上質なリーディングとも言える(座って絵を書いていることもあり)ような、また、今回は夜公演で外は暗く、オレンジがかった照明が物語の中の少女と演者とをひとつに重ね合わせているように感じました。演出も少し変更されていて、その前向きな取り組みに改めて感心しました。

    余談:尾崎翠に「第七官界彷徨」という作品があり、主人公の町子が似合うのではないかと思いました。

    ネタバレBOX

    2011/7、初めて行った「SNAC」がちょうどこの会場のようでした(数倍広かったですけど)。その時観たのも一人芝居、出演していらした役者さんは、その後もずっと公演を観続けています。2回目を観終わって、全てが手作り、あらためて松岡さんだからできたこのお芝居…という感を強くしました。

    手を伸ばせば触れてしまいそうなくらい。そこにいる物語の中の少女は決して明るい性格ではありませんが、清純という言葉からイメージされる姿を形作っていました。

    よき夏の一夜。

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    2014/07/29 08:40

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