期待度♪♪♪♪♪
近い将来
IT技術は、人間の全能力を技術的に超えると考えられている。無論、そうさせるのは人間なのだが、彼らは、そのことが意味する所を充分に考えようとはしない。なぜなら、そんなことをしていれば、軍事開発競争に遅れを取るからである。既に、アメリカは宇宙の軍事基地化を狙っていることが全世界に知られているが、1999年以来、国連総会で外宇宙条約が再確認されているのは、現在、アメリカの野望が突出し、その技術力なども他国を凌いでいるからに他ならない。だが、仮にアメリカが、外宇宙条約を無視して暴走するにしても、標準事故を避けることはできない。その時、高度に発達した複雑系システムを管理できる者は誰も居ないという可能性が高いのである。なぜなら、標準事故は必ず起こり、起これば、総ての機器が突然動かなくなることが考えられるのだ。その時、ITを用いたロボットやアンドロイド等々が人間の全能力を越えていたら、人間に打つ手は残っていない。この時点で、滅亡を覚悟する必要があるのである。極めて示唆的なことに、技術の発達によって我らが、滅びるリスクが高くなるということなのだ。まあ、こんなことは核がヒトの玩具になってから、ずっと続いていることなのだが。