満足度★★★★★
起承転結の起伏で見事な感動劇へ
日本国民総メンタルケア時代、
心の病気にかかったりカウンセリング技術に興味もったりという人は多いかと。
下手にそれらの知識をかじってた自分は起承の段階で
「心療内科として全然リアルじゃない!
というかブラック心療内科としてはリアル過ぎ」、
と脚本/演出/役者さんの演技すべてに
全く気持ちをのせられませんでした。
しかし(想像すれば分かる展開でしたが)いざ転じて結ぶ段になると
物語の王道といえる展開と演者の気迫のこもった演技とに
涙腺が開き涙を引き出され、それが閉じる間もなく次の涙へとつながり、
序盤の設定はすべて後半の感動を引き出す為のギャップとしての
誇張表現的なものだったのかと
脚本/演出の巧さと役者さんの「いい熱」に
はっきりいって感心してしまいました。
最近★5つのオンパレードだけど、
まあ自分がいいものもらったのは確かなので
まあいいかと( ´ー`)