満足度★★★
後出しオンパレード作品の舞台が市民感覚を計る目的の独法運営「オシラス」内での仮想現実陪審であるという設定がパンフレットや宣材のみに記され劇中では触れられません。そのままで陪審員入室場面から始まり、延々芝居が続いてゆくところが電夏らしいといえばらしさなのですが…当然そういう設定を開演前にしっかり把握している酔狂(=自分)ばかりがお客さんではないわけで、そこの説明を劇中で織り込むのもちょっとした気配りかなとは感じました。本作は審議内容より陪審をする人間の心理に軸足が置かれたコメディでしたが観劇中は混沌とした心境で展開を追いかけてました。
ネタバレBOX
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2014/07/16 21:00
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