キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 公演情報 東宝「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    松岡さん、適任
    当初観ない方向で、意思決定しかかっていたのですが、福井さんが降板され、戸井さんの役が昇格したので、行って来ました。

    事件そのものも知らないし、映画も存在自体知らなかったので、実際の出来事だと聞かされても、どうしても、虚構の世界の出来事のように感じて観てしまいましたが、主人公の境遇に、共感する部分が多く、最後はもらい泣きしてしまいました。

    何しろ、主役の松岡さんの、年齢が、設定通り、16歳~18歳に見えてしまうのが凄い!

    今井さんが、刑事になり、戸井さんが、主人公の父親役になったために、新たに参加されることになった、治田さんの存在感が光りました。

    刑事の手下の3人組は、楽しい雰囲気を作るのに、貢献していましたが、先日の「シスターズアクト」に比べると、トリオのインパクトはやや精彩に欠けたきらいを感じました。もう少し、オーバーアクションでも良かったかも。

    人情味ある刑事役を今井さんが好演。人は好いのに、生活力のない父親役を戸井さんが丁寧に演じていらしたのにも、好感が持てる舞台でした。

    個人的には、もう少し、耳に残るメロディの楽曲があれば、更に良かったのにと思いました。

    ネタバレBOX

    両親の離婚に、心を痛め、何とか自分が、仲裁に入って、もう一度、二人の親の気持ちを一つにしたいと、苦慮する子供目線の芝居って、かなりあって、、そういう作品は、昔から、心の琴線に触れやすく、ある意味苦手な場合もあるのですが、この作品は、あまり暗くならずに、フランク少年が、悠々自適に、詐欺を楽しんでいる様子を明るく描いている場面が多く、救われました。

    松岡さんが、変幻自在なフランクを、楽しげに好演されて、歌唱も安定していたので、自然と、舞台に引き込まれてしまいました。

    ステージセットが、ミュージカルというよりは、むしろコンサート的だったのも、エンタメ作品として成功していたように感じます。

    トムハンクスとブラビの映画も、良さそうなので、いつか観てみたいと思います。

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    2014/07/10 02:21

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