臘月記 公演情報 虚飾集団廻天百眼「臘月記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    コアファン
    コスプレ会場みたいな。

    ネタバレBOX

    SMっぽい快楽に溺れる女性らによって昭和初期の退廃した雰囲気を醸し出し、菊の家という牛丼屋の若き124代当主、即ち昭和天皇を登場させて226事件に結びつけ、謀反兵を銃殺して血しぶき放水の場を設けることでアングラ色を強調するものでした。

    前方中央の3×3から4×4ぐらいの範囲でしょうか、宝塚でいうところのSS席と言うような辺りが血しぶきが掛かる席でした。血糊が掛かっても良いか否かを聞かれ座席を選択したのですが、実際は血糊べっとりではなくシャーシャーした血しぶきでした。さらにはもっと四方八方に撒き散らすのかと思っていましたが意外と狭い範囲への一点集中型赤っぽい水の放水でした。

    女子高生の格好をした人や浴衣を着た人などがびしょ濡れになっていました。終演後役者さんに拭いてもらうのが嬉しいのでしょうか。

    昭和の雰囲気、アングラ、ケバケバしさ、コアなファンの存在などからレティクル東京座を思い浮かべました。歴史的には虚飾集団廻天百眼の方が古いのですが、最初に観た方の手法が印象に残るもので、自分にとっての早い者勝ちについてはいつものことながら申し訳ない気持ちになります。

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    2014/07/02 15:26

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