満足度★★★★★
フィクションという名の幕末/坂本龍馬暗殺の「真実の1つ」を目撃
2014/07/06(日)14:00 C列観劇 ★5つ
初の千秋楽観劇でしたが、何か演者側も観客側も雰囲気が
違うような気がしました。
前説の段取りがいつもと違う、というのもありましたが、
いざお芝居が始まってからも演者側の演技にしても
観客側の観劇風景(ざわつき、どよめき、と言っては悪いですが)も
どちらも「本劇はこれで最後」というのをよく味わうように、
いつもの「熱」を更に増しつつも丁寧に演じ、
またそれを受け入れ喜んで観劇していたように思いました。
そして終盤「これでほんと本劇も終わりなんだな」と
自分も思いましたが、
演者側にもそういう気持ちがやはりあるのでしょうか
(あって当然とは思いますが)、
気持ちの乗りようが今までよりの「熱さ」よりも
静かな「闘志」とでも言うべきかも知れません、
何か今日に至るまでの各公演とはちょっと違った、
昇華された演技をされていたような雰囲気を感じました。
そういう意味で、今まで「千秋楽=満席=混雑する」という
イメージで避けていたのですが
「千秋楽観劇はいいものだな」と思いまいた。
今後は狙っていこうかな( ´ー`)
2014/07/04(金)13:00 E列観劇 ★5つ
今回初のスタンプラリーという試みに少しは関わってみよう、という事での
5回目の観劇ですが、だいたい舞台の流れ/場面は頭に入ったのか、
今回は場面場面を知った上でそこにどれだけ気持ちが引っ張られるか、
気持ちをのせられるか、という視点で観ていました。
やっぱり龍馬や中岡について象徴的な「ある場面」「ある場面」が
一番気持ちを引っ張られますね。
あと、今回のイベント
・ 久保田唱一問一答
「耳があるなら蒼に聞け」
という象徴的なフレーズ/タイトルは物語を作る中で生まれたのか、
まずこの印象的なフレーズから始めて物語を考えたのか?
⇒
答えはなんと「フレーズが先」との事でした。
他にもいくつか候補はあったが
一番象徴的だったこのフレーズを元に史実を調べ、
今回の物語を仕上げていった、との事です。
(すごいな、脚本家の人ってみんなそうなんですかね?
コピーライター的な物の考え方?)
・ 「龍馬伝」楽曲の「いちむじん」さんギターライブ
龍馬伝って福山さんでしたっけ?
自分観た事ないんですが、本劇を観て更にいちむじんさんの
楽曲を聞いて、「あー、なんで観なかったんだー!!」って
すごく後悔です。
NHK大河ドラマでしたっけ、ああいうのは後から観る方法あるのかな(??)
2014/07/02(水)13:00 B列観劇 ★5つ
3日連続して観てから、少し間があいての本日の観劇、
まずは龍馬達をとりまく女性陣の演技、
自分の愛する人との関わりあいにかなり涙腺を刺激され、
そして最後には龍馬と中岡の瀕死の中での
あのやりとりに涙してしまいました。
間を空けて観劇する自分側の受け取り方に変化があったのか、
本劇公演10回目を越えて演者側に
かなり「いい熱」が入ってきているのか(役が降りる、でしたっけ?)
とにかく気持ちを引っ張られ涙なしには見れない舞台に仕上がっていました。
2014/06/27(金)13:00 B列観劇 ★5つ
初回観劇で「いつものボクラ団義と少し違う?」という感覚にとまどい、
その理由探しで粗探しをしてしまい、
2回目の観劇では「これは史実の謎に対するボクラ団義のフィクション
としての1つの”答え”、それを自分は観劇ならぬ目撃した」と感激し、
3回目の今日は上から目線の言い方で申し訳ないですが、
「ボクラ団義さんが劇団として一皮向けたというか
新たな物語/お芝居のスタイル/アプローチを見つけたのかな」
と感じました。
小さい感想としては
・ 龍馬その他の志士の所作をじっくり観てて
「どうして今まで気付かなかった!」と驚いたけど、
自分は今まで刀の差し方間違えてました(実際差してないけど)。
「ノの形に腰に差して抜くのかな?」と思ってたのが
実際は逆向き、への形に腰に差し、そして抜いていました。
・ ノブさんが「自分の役の史実らしき設定「お相撲さん好き」を度々
演出している」ってトークショーで言ってたので、
2人が一緒に舞台に上がるシーン観てたら
ほんとに「ああ、相撲取りいいなあ( ´ー`)」
って表現してて、これ丁度メインの方のいい場面とかぶるけど
「こっち側見てても楽しいなあ」って思わせられました。
2014/06/26(木)13:00 B列観劇 ★5つ
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二度目の観劇でアフターパンフ、豪華パンフも観て
(+歴史年表見直し)知識十二分とはいえ、今日の舞台は面白すぎた。
(久保田さん考察によるフィクションを含むとはいえ)
まさに幕末のあの時あの場所での真実を
観劇というより目撃している気分だった。
(頭の中の歴史知識がまさに目の前で現実化している感覚。)
※ 演劇舞台上の出来事なのに、映画以上の
「リアルさ」を感じたのは
自分が事前知識を全部得ていたからとかだけではなく
演者の熱がまさに素晴らしい形で伝わってきたからかと( ´ー`)
初日感じた演者全体の熱が一方向へ引っ張られすぎる感じは特になく、
今日は本劇を本当に心から楽しめた(と感じている)。
(今回の初回観劇は、自分の観方に問題があったのかしら?)
3度目以降で更なる伏線回収するのが楽しみになってきました。
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2014/06/25(水)19:00 B列観劇 ★4つ
タイトル:歴史年表ぐらいは見てから観劇に来たほうがいいと思います…
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案内パンフで久保田さん自身が
「下手に勉強なんてしないで来たほうがいいかもとツイートした」
というネタがありましたが、初日初見を見終えた自分の感想としては
最低限(中学高校の日本史を完全に忘れてるなら)
幕末/明治始めぐらいまでの歴史年表
(龍馬暗殺の前後数年~のいくつかの出来事ぐらい)は
観劇前に目を通しておいた方がいいんでは?と思いました。
自分は学生時代全然勉強してなかったのもあり
今回ボクラ団義が「新選組/坂本龍馬ものをやる」と
聞いてからひととおり”猿でも分かる”系の本で
勉強しといたので大丈夫でしたが、その辺の裏付けがないと
観ている側にとってアレがアレする理由が弱くなって
しまったりしないかなあ、と(大体は説明されてるけど)。
あと、初日はちょっと演者の固さが目立ってしまいました。
翌日以降でこなれていくものと思います。
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