満足度★★★★★
3回観て3回とも号泣
かなり前のreviewです。
映画は何度も観てきた作品だけど、舞台版は原作により近づいた視点で喜安さんのドラマティックな脚本と河原さんのアイデアで、ピンナップガール達に命が吹き込まれ、物語の狂言廻し的にストーリーテラーとして歌い踊り語るという、とても素敵な演出でした!
特にマリリン・モンローを演じた新良エツ子さんのエロチックでキュートな事!!様々な舞台の歌唱指導もこなし、てらりすとというユニットや新柿喰う客の常連としてもその圧倒的歌唱力で華を添える平成のディーバ@ω@しかもEカップのダイナマイトボディー!はぁ( ̄▽ ̄;)たまらん…
絶望的な刑務所の場面でマリリン・モンローが歌うアリア。まさしく歌には絶望の中でも希望の光が射すという、音楽の持つ力を知らしめてくれました。
劇団新感線の公演みたいな、決して派手なキャストではなかったけど、キャラメルボックス、悪い芝居、キリンバズウカ、てらりすと…といった東京や大阪で人気の劇団員さんが脇を固めた若々しくも玄人受けする力強いストレートプレイ。
冒頭のR指定必至のドメスティックな暴力シーンから、ラストの眩しい「蒼」の中での再会、再生、あの抱擁は涙無くしては観れなかった…(T-T)
間違いなく生涯忘れられない1作品になりました。