満足度★★★★
笑えた!
説明文にある「時間移動もの × 演劇現場もの で描く“劇団という青春”!!」を読んで、なんて安直なと思ったが見事な公演であった。確かに「時間移動」は何でもありの好き勝手が描けるが、その面白さを十分引き出せるかは別問題だ。
本公演は、「時間移動」といっても本人たちが記憶している範囲の近未来または過去のこと。そういう意味では客観的に自分という存在を認識できるし、俯瞰した状況にある。なんら違和感のない舞台設定は素晴らしい。この種のプロットは破綻しがちだが整理されていたように思う。
2時間超の公演であるが見応え十分である。
今後の公演も大いに期待しております。