満足度★★★
どんなテ-マかな
感想を記すのが難しい、というのが第一印象である。どの視点からみるのだろうか。一定の居住区に閉じ込められた人々の側、それとも天使の側か。たぶん両方からの視点を通して訴えるテーマがあったのだろうが、欲張りすぎたのか演出不足なのか、観客に十分伝わってこない。だから場面ごとは面白いと思うが、上演後に感じるものが…。
天使も含め登場人物のバックボーンを描き、人間界の社会性か、人自身の深淵か、はたまた天使の苦悩か、テーマ(伝えたいもの)がもう少し明確であってほしかった。
役者の演技は素晴らしいだけに残念でならない。
PS:指を怪我し記載が遅れてすみません。