満足度★★★★★
アフタートークが
特に面白いと思った。
前置きにもあったように、まだまだ未整理、グダグダなところもある。
でも、それでも前向きに勢いで上演してしまう清々しさが自分にはとても好感が持てた(笑
そうなんだよな、今、必要なのは、
いわゆる「良い子」の、文句のつけようもない優良な自伝なんかじゃないんだよな。
演出助手でお使いを頼まれても財布を落として泣いて帰ってきてしまう(笑
アフタートークに呼んだゲストたちにも
「失敗だった」と斬られてしまう(笑
・・いや、それだって実は演出家の演出で、
カンペには
「俺をイジれ!!」
とだけ書いてあったのかもしれない(勘繰り過ぎ?
どこを切っても、パッとしない男の一生。
恥ばっか。
・・でも、それで良いんだよ!
考えてみればネットなんて、カッコつけた奴らのたまり場で、
まともに時間を使うのも勿体無い。
カッコつける余裕も凝った演出も無い。
実は根暗なイジられキャラの文化系。
たしかによくいる!
でも、そのうち誰がこんな真正面からどこの誰かも知れない観客達にありのままをたたきつけるんだろうか?
顏の造りがどんどん変わっていくアイドルを見つめるほど自分は暇人じゃない。
カッコ悪いまま、不細工なまま、自己嫌悪を抱えたまま。
でももがいて苦しみながら、自分が今手に届く精一杯に臆せず喰らいついていく感じが伝わってきた。
実は自分は以前レティクル座を見て、
「まぁいっかな」
と思った派(苦笑
でも、昔と今はハッキリ違ってきていると思う。
実はこの週末は自分は関西に行こうかと思っていた。
でも、今月初めにレティクル座をもう一回観て、この劇団の今を確認してみたいと思って、東京に残ってしまった(苦笑
まだまだ荒削りだけど、このカッコ悪さ(苦笑
これから先がメッチャ楽しみだな、とワクワクしてきた(笑
まだまだ立ち止まらないで突っ走ってほしいな、と思った。