満足度★★★
土曜マチネを観劇。。。
”イプセンを上演する会”の舞台を観るのは結構久しぶり。。。
この劇団の舞台美術は毎度のことながら感心させられる。
飾り立てられた室内の場面から、屋外の場面への転換なんかは、まさに”お家芸”の領域。
イプセンの作品は、設定をそのまま現代に置き換えても全く違和感がないくらい普遍性があって、今回の『棟梁ソルネス』も今どきの企業系ドラマに通じる内容の作品でした(あくまでも個人的な印象)。
ただ、物語の核となる人物でもある”建築家ソルネス”の内面(心の動き)が今ひとつ見えてこなかった。たぶん戯曲を読んでいれば理解出来たんだろうとは思うけど。。。
上演時間:160分(休憩10分含む)