満足度★★★★★
優しいお話でした(´ω`)
4編の随所に散りばめられたピースが少しずつリンクを見せ始め、
クライマックスでついに完成する全貌の、
そして訪れるラストの驚きと心地よさ!
可笑しくて哀しくて、そして優しいお話でした。
激しい場面はもちろん穏やかな場面にも、
全編通して感じられる、気持ちよく張り詰めたテンション。
ずっと緊迫感があるわけではないのに、濃密な「気の流れ」を感じました。
脚本、構成、演じ手さん、パワー、繊細さ、すべてにオドロキと感嘆。
終演後しばらくボーゼンとしてました。
ちょっと囚われていた気分的な煩わしさを、
元気づけたり包んだりしてくれるような感触の作品でした。