期待度♪♪♪♪
舞台化難易度高し 初めて原書で読んだのが、この作品だった。だが、なめて掛かると、とんでもない目にあう。文法的には、カミユのエトランジェーの方が遥かに簡単だし、そのイメージの広がりや自由で闊達な発想を生かせなければ、そもそも、表現できない作品だ。献辞で述べられているように、この本は、基本的には、大人になっても子供の気持ちを忘れないでいることのできる人の為に書かれているからである。センチに流れたり、変にベタベタしたら、終わり。高度な質を求められる舞台だけに、期待も失望も大きくなりがちだ。
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2014/05/15 12:08
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