満足度★★
既視感既視感最初は傑作か、と思ったのですが、これ岸田賞候補になったいくつかの戯曲をつなぎ合わせたような内容ですね。この戯曲とこの戯曲と・・と頭の中でつながるにつれ、醒めていきました。よく纏まっているし面白いと思うし毒の入れ方などはセンスを感じます。ですが、こういう小さく纏まった作品は結局「野田秀樹・廉価版」とか「蓬莱竜太・廉価版」とか「本谷有希子・廉価版」以上の価値を個人的には見いだせないです。小綺麗にまとまった作品だからこそ、演劇(商業ですが)に関わる人間の端くれとして、小劇場のこういう現状は残念だと思わされる作品でした。
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2014/05/14 16:32
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