オレンジ新撰組 リターンズ 公演情報 劇団6番シード「オレンジ新撰組 リターンズ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 高校球児より 汗臭い、まっすぐ友達想いの痛快時代劇


    「オレンジ」は太陽の色だ。

    日本語を紐解くと、「蜜柑色」なる単語が 同じ色を指す。
    では、太陽を浴びず、日陰で生育した蜜柑は「オレンジ」たりえるだろうか。その物体は黄色と緑に覆われた苦い「果実」である。


    さて、『劇団6番シード』は、幕末浪人が徳川護衛を目的に結成した「新撰組」法被をオレンジに塗ってしまったようだ。その名も『オレンジ新撰組リターンズ』。 (再演)まるで「太陽」と「青空」を一緒の缶詰に保管するネーミングだ。


    時代劇というフォーマットではある。しかし、異性と接することにビクビクする「草食系男子」、合コンにおいて嗅覚の鋭い「肉食系女子」、いわゆる二次元住民の「アキバ系オタク」など、非公式な現代を巧みにコンプリートしている。

    ネタバレBOX


    前半を仕切ったキャストは椎名亜音(亀 役)。
    女子衆=肉食系女子(陽田 奈緒)(鶴田 葵)(長友 和美)(栗生 みな)がぶりっ子をするなら、「全身が痒いんですけど」と「独り言」をいい、キャストとの関係性よりも、「コメンテーター」にちなむ笑いを“吸引”する。
    「喜劇」からすれば そうヒットを飛ばす舞台ではなかったが、彼女は 明らかに「統一球」の役であった。
    「ちょっと笑いのハードル下げすぎじゃないの?」である。

    1

    2014/05/05 22:30

    0

    0

  • ご来場ありがとうございました!

    2014/05/08 00:36

このページのQRコードです。

拡大