満足度★★★★★
無題1083(14-121)
14:30の回(晴、暑い)。14:00受付、開場、萩原さんから白紙とサインペンを渡され「会場内で気になったものの名前を書いて貼ってください」というオーダー。
奥に座席(通路を挟んで左右にパイプ椅子3列)、入って右(座席からだと4本の柱は上手)に。「XTC」からで6作目。
14:33開演(萩原さん、65分)〜15:39終演、4人は表の出入口から入り、ここから出てゆく。萩原さんの「土地に根付いていない」という感覚から生まれた作品。
此処にはいない人物について語る…「XTC(清水さんの「役者1×観客1」@SNAC)」からそうでした。
福岡公演は銀行跡にできたコミュニティスペースで行われ、楽間とは随分違っていたようですが、ここは商店街の一角、(開演前は)客席から通りが見え、軽装の人たちは東へ西へ、車の音も聞こえる。
林さんはなかなか観る機会がないのですが「Baggage Claim」、イグロさん「コロブチカ」、横手さん「犯行予告」、清水さん「時々は、水辺の家で」など観に行きました。
「土地」に「水(海、河川)」を加えると、それは「領土」「領海」に広がり、地図として示されると「境」が描かれ、争うための歴史上の位置関係に重なることが多いのではないかと思うのでした。
終演後、楽間が取り壊されるので跡地で演劇などが続けられるように、という署名の案内があり、迷わず署名。台本を購入したところ、最後の数ページに「かもめマシーンの3年間」という文章があり、いろいろ考えることが多かったです。
取り急ぎ