満足度★★★★
女流作家ならではある人物が聖人過ぎて綺麗事に終わる気がしないでもないが、このテーマで後味を悪くせず、すっきりと終わらせるのは巧み。また、(かなり身勝手な)不倫相手を一方的な悪役にせず、共感しないまでもその心情を納得させるのは女流作家ならではか?その意味で「最大の悪役」の設定も女流作家らしい?(笑)あと、中心人物2人にそれぞれ「話し相手」を作ったり、2グループの「陣地」を作ったのも巧いなぁ。
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2014/04/25 23:42
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