満足度★★★
伝えたいが…
主張は何となくわかる。平凡は刺激が少ないが安定している。日常はそれの連続だろう。しかし、それだけでは物足りなさを感じてしまう。人と同じだと安心するが、一方自分らしさも…。
さて本公演だが、モチーフはゆるく見えるが、それを伝えきれていない。作者の想いが先行し、観客が置いていかれた感じだ。そこに演出の工夫が求められると思う。
また、さほど広くない舞台だけに、セリフは叫ばなくても十分聞こえる。演技は熱演(汗だく)で一生懸命さはわかるが、観客がもう少し感情移入出来るようにしてほしい。
全体として、主張(脚本)を表現(演出)しきれていない。それこそ同じ動作の連続は刺激が少ないのだから…。
総じて若いスタッフ・キャストのようで、伸びしろは十分あると思うので今後に期待しております。
2014/04/27 11:34
2014/04/25 23:55
制作側の想いが大切です。それがないと軸が揺らぎます。
そんなことは、ご承知だとは思いますが…。
さて、自分の独り言です。演劇を恋愛にたとえて求愛者(制作側)と受け止める者(観客)で成り立ちます。相手に想いを伝えるのは難しいものです。ましてや、演劇は恋愛と違って多数の観客が相手なんですから。
今後も期待しております。