満足度★★★★
単なる拡大模写でなく改めて描き直す小劇場「楽園」での初演を観ていたのにグッと大きな劇場になった違和感が全くなく、それどころか初演の印象を上書きしてしまうが如し。一度描いた絵をもっと大きな額に入れるに際して、単に拡大模写するのではなく、そのサイズ用に新たに描き直したというところか。思い起こせば「渡り鳥の信号待ち」のサンモールスタジオ→シアタートラムの時もそうだったワケだが、今回の方が初演の味わいを残しつつ、な感が強いか?出だしは沙翁とは全く無縁のようでありながらも次第に夏夢が浸蝕してくるような展開も巧いよなぁ。
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2014/04/07 22:08
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