みみ 公演情報 東京ネジ「みみ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    まっすぐに。
    現在と過去と空想を織り交ぜた少女的なファンタジー。
    語弊があるかも知れないが、実に女性作家らしい作品である。

    そういった作品には、ある種の辟易もあったりするものだが、
    この『みみ』に関しては、まっすぐに受け止めることができたように思う。
    それは、まっすぐ純愛だったから、ということなんだろうか。
    まっすぐなものは、まっすぐに受け止めたいものです。
    多少耳が痛くともね。

    ネタバレBOX

    各々が無理のない配役であり、その気遣いは見事だな、と感じられる。
    所属の佐々木なふみ、佐々木富貴子に関しては言うまでもなく、
    大塚秀記の空気感、ど真ん中すぎる清水那保の少女っぷり、
    アンチリアルの若者頭・堀越涼の違和感を消す色男役などなど。
    もはや言うことはない。

    開いたエンディングだったのも好感が持てた要因かと。

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    2008/07/14 17:15

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