【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました!】そしてまたキミのユメをみる。 公演情報 なかないで、毒きのこちゃん「【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました!】そしてまたキミのユメをみる。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    Bちーむ
    いずれも「負けないで」な感じの3編、意表を突く1編目と王道な2編目の「静と動」な対比を経てまた異なるスタイルの3編目、という構成の妙を若手実力派女優が裏打ちする、な感じ。
    女優系ゴウアー以外も是非!
    (各編毎は具体的に内容に触れるのでネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    芝ちゃん浜ちゃんたかなしくん(演:背乃じゅん)
    M0が出囃子なので「もしや?」と思ったらその通りの落語風。
    そして夢の話から始まるので「芝浜」を知っている身として「なるほど」と。
    よって、落とし方は予想通りではあったが、そこに至るまでの道筋がコミカルな冒頭からは想像がつかないもので、3月11日に観たちび3企画の「忘れらんねぇよ」と相俟って胸に響く。
    背乃嬢の上下(かみしも)の振り分けも見事で、終演後に落語経験の有無を尋ねたほど。(回答は「無し」)

    さよなら、はじめましてちゃん(演:三澤さき)
    冒頭からテンションが高めだが、話が進むにつれて更にシフトアップしてグイグイ観客を引っ張って行く印象。
    途中で予想と異なる方向へ進むが、結局は予想通りな結末はビター。
    女性作家ならではの視点・描き方ではなかろうか?

    みどりちゃん、もうすぐべいじゅちゃん(演:梅本幸希)
    前2編は小道具などはほぼ使わなかったのに対して椅子・テーブル、デジカメなども使っての「ビデオレター撮影もの」。
    必ずしもハッピーエンドとは言えないが、この3編の中ならこれが締めなことに納得。

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    2014/03/18 23:41

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