満足度★★★★★
最終日マチネ観劇
元々、有名戯曲だけど半分はチェーホフで占められてる気がw 70年代後半?の戯曲のようで、台詞の端々に「統括」とか聞かれた気がするが、この作家特有の言葉遣いだなーと感じた。比較する程、同舞台は見てないが、戯曲そのものはあまりいじってないのかな。
4人の女優が「女優」を演じる舞台裏での出来事。それぞれの本番前の平常心、業や気性のような凄ましさも見え隠れし、それもまた魅力的でもあるが滑稽だったり。全員上手すぎて、女優Dはもっとヘタウマな人でも良いのではないか、といらん事考えたり。
関係ないが、鏡見ないで化粧する方法、自分も会得したいw 鏡台に置かれた、それぞれの時代の化粧道具がまた心憎い。紀保さんのあの場面は思わず高麗屋だぁ…と感心。
もう、このキャストで三人姉妹上演してw。
約70分の濃い舞台でした。