満足度★★★★★
水の狼、炎の蜘蛛の対比が素晴らし過ぎる。
豪華絢爛!大ホールでだからこそ映える作品。
関西で活躍する大人の役者達がガチに力を合わせる。
水の狼、炎の蜘蛛の対比が素晴らし過ぎる。
和田雄太郎(ムーンビームマシン)さんの炎の蜘蛛の動きは本当に目が奪われるほどで、
素晴らしすぎるし、
中内綾美(法村友井バレエ団)さんの水の狼は、美しい容姿というだけではなく、
完璧に綺麗なバレエを披露されため息しか漏れないほど。
また、
水の狼に操られる 浜口望海(STAR☆JACKS)さんとのビジュアルも相当なもの。
クライマックス、
嫉妬で狂い死ぬ、一明一人さんは凄い。
業を一身に背負った悲しさで満ち溢れていた。
ムーンビームマシンさんではよく舞台セットの中央にシャッターを入れるのだが、
今回のギミックも障子でカッコよかった。
舞台中央に鎮座する大きな障子。
近くに寄ったら、かなり巨大なもので、
作るのも、開け閉めもかなり難易度が高かったに違いない。
重点的に主人公二人に話を置いているのが功を奏している。
散らばりがちになる話ではあるが、
二人の関係性をキープしたことにより、より悲劇からハッピーエンドに繋がるのが観客としては嬉しい。