満足度★★★★
寒い夜には、この温もりを
一つの死をきっかけに。
交錯する時空を越えて、皆が抱える「後悔」や「過ち」を一つずつ拾い集め、修復し、贖罪し、未来へと…なんて、重くなりそうなテーマですが。
そこに現れるのは、かの有名なタイムマシン!
さすが、時の劇団、ボクラ団義流SFコメディは、タイムパラドックスを巧みにかき分けて、笑わせたり、泣かせたり、僕の感情をスルッと持っていきました。
感服です。
終演後、胸の真ん中が温かくなりました。
毎度のことですが、この作品を組み立てた久保田氏の脳内を、じっくりと覗いてみたいものです。
※ 3/9追記
千秋楽も観られて、Wキャストを堪能。
キャストの差異が、上手く物語の色に味わいとなって活きていて、どちらも楽しめました!