満足度★★★★
題材がニクいし、演出案もイイし内容的には似た…までは行かないが、あい通ずる経験がある(男子たるものだいたいそうでは?)身として懐かしいと言おうか切ないと言おうか。題材の選択がニクい。また、脚本的には元が小説なだけに独白部分がリーディング風だったりして独特の味わいアリ。最近、「芝居に近いリーディング」が多いが、本作の独白部分はその逆、みたいな。あと、演出面では黒い装置にチョークで蝶や蛾を描き込むだけでなく、消えないように描いた捕虫網に蝶を描いて捕虫を見せるとか消えない蝶・蛾を使って展翅の着脱を表現するとかのアイデアに唸らせられる。
0
2014/02/22 18:10
このページのQRコードです。
拡大