騒音と闇 公演情報 革命アイドル暴走ちゃん「騒音と闇」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    以前の力を減じることなく
    作り手が以前の力を減じることなく、
    作品をさらに洗練させた印象。

    再び歩み出した表現がどこまで進化するか、
    その一歩をしかと体験することができました。

    ネタバレBOX

    相変わらずいろんなものが飛んではきますが、
    とりあえず自前のしっかりしたカッパで防御していたので
    特に苦になることもなく、
    むしろ、ネギの直撃を受けたときなど、
    妙にテンションが上がったりも・・。

    スタイリッシュな部分も良く作りこまれていて、
    パワーのかけかたなどにもメリハリがあり、
    単にメソッドにこだわるだけではなく、
    作り手がそのメソッドを絵具にし、舞台や観客をキャンバスにして
    描き出そうとする感覚や想いが、
    観る側にもカオスではなく印象として伝わってくる。
    作り手が一から再起動するというだけではなく、
    これまでに築いた進化を手放さずに歩みを始めたように感じました。

    まあ、舞台のパワーなどは一時期の作り手の作品からすると
    減じられたようにも思いますが、
    作り手に、パワー至上主義ということではなく、
    座組の力で観る側が一番大きく受け取りうるインパクトを作るように
    引き出しを引く冷静さとセンスを持ち合わたようにも感じられて。

    次の公演も決まっているとのことで(秋にこまばアゴラ劇場だそう)、
    作り手がそのメソッドやセンスをどのように研ぎ歩ませ
    何を表現しようとするのか。
    新たな興味が湧いてまいりました。


    0

    2014/02/16 23:43

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大