期待度♪♪♪♪♪
「ゴーストライター騒動」を笑う「5人の小劇場作家」
演劇スイミングスクール『劇団競泳水着』が「10周年記念企画第二弾に何やるの?」かと思えば、これが「作家」とは…。
主宰・上野友之の一声で集められた小劇場作家は『二十歳の国』竜史など、一筋縄ではいかない人物ばかり。
根本宗子は自らの劇団に『月刊 根本宗子』とネーミングしてしまう、自意識過剰女子である。
舞台通のM氏。
「マイハウスを建設した作家たちが、上野友之が管理人を勤める『シェア・ハウス』で共同生活できるわけがない。
“作家の苦悩”を描くとしたら、最終的には(孤独を愛する)太宰治でしょう。
つまり、演劇というスタイルそのものが、「作家」というテーマ性を遠ざけるのです」
いやはや、『劇団競泳水着』が裏の仕掛け人なのか。
巷では「現代のベートーヴェン」と賞賛されていた自称・全聾作曲家の“嘘”がバレて連日大騒ぎ。
「ゴーストライター」を18年間務めた大学非常勤講師の男性は記者会見し、「彼との共同作業だった」とも述べ、複雑な心境を覗かせた。
作曲家と劇作家はオペラの歴史を紐解けば解るとおり近しい存在だ。 劇作家も当然、疑われる身だ。
あらすじ によれば、「誰かがお姉ちゃんにネタを提供してる……!」というタイムリーな“噂”も。
果たして、上野友之は、作家軍団を飼い慣らすことは できるのか?
そして、サングラスの裏に隠された、「ホンモノの作家」とは?
※「俳優バージョン有」