東京ドーピング2020 公演情報 <火遊び>「東京ドーピング2020」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    化粧ドーピング
    みたいなことを思ってしまいました。

    ネタバレBOX

    理想の肉体になりたい願望、それがスポーツ選手であれば筋肉がほしいということになり、例え短命で終わっても金メダルが取れるのであればとドーピングに走る人がいるのが現実なのでしょう。身体に副作用をもたらす薬物を使うのがドーピング、ドーピングを認めると、そこがスポーツ選手のスタートラインになってしまい、全員が副作用に苦しめられる恐れがあることから禁止されています。

    後付と言われれば仕方ありませんし、明確な根拠がなければジャーナリストとしては指摘できないのかもしれませんが、ジョイナーなんて誰が見てもドーピングやってるって感じでした。そして、若死にしました。

    今回の佐村河内守氏の偽作曲家事件にしても、あの風貌は麻原そっくり、壁に頭をぶつけて悩みながら思考している風を装っているのも如何にも人物像を作り上げているという感じでした。それでも誰も見抜けず、ドーピング検査を素通りしたのと同じです。

    そのように考えると、化粧は身体に害を及ぼさないと一応思われるのでドーピングではないのですが、主役の黒沢佳奈さんの目元や頬の辺りが北川景子さんに似ていたので、お芝居の内容が内容だけに化粧ドーピングのようなことを考えながらずっと見とれていました。

    ドーピングも遺伝子操作にまで及ぶ薬物が出現し、人間の大きさを規定している部分に立ち入り、いくらでも大きくなったり、いくらでも筋肉が付いたりできるようになって、もはや人間ではなくなり、異形という怪物になって選手村で殺人が多発し、東京オリンピックの開会式は延期されました。面白い顛末でした。

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    2014/02/08 11:11

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