期待度♪♪♪
観たい半分、観たくない半分
実はこの「マニラ瑞穂記」は、息子の人生を大きく左右した作品でした。
養成所の最後の実習公演で、まだ年若い息子は、主役の心の襞を理解できず、演出家にさんざんお叱りを受けました。
あまりにも、役作りが難解な作品だったため、私も何度も脚本を熟読し、役の気持ちを息子に伝えるべく、悪戦苦闘しました。
ですから、その役を名優千葉さんがどんな風に演技表現されるのか、大変興味がある反面、あの時の苦悩を思い出しそうで、観たくない気持ちも一方で感じます。
あー、どうしよう?今度の都知事選、誰に投票しようかと同じぐらい悩みます。