満足度★★★★
行き場のない想い三遊亭園朝の落語、真景累ヶ淵を原案とした怪談。現代風にアレンジされている為、言葉遣いや服装などは現代のものとなっている。豊志賀の呪いが話の中心であるのだが、呪った本人には結局呪いは届かない。また会話についても、新吉本人には届かないことが多く、コミュニケーション不全な場面が多く見られた。行き場のない豊志賀の呪いの言葉、やり場のない思いが、想いを理解できない客席に向かっているように感じた。役者が複数の役柄を演じているので、登場人物の関係性が理解しづらい場合が多かったので、原作を読んでからこの舞台に望めば良かったと感じた。
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2014/01/15 12:54
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