満足度★★★★
2部構成
マチネにあたる15時の回を観劇。
前半、近藤フク作、吉川近藤コンビによるショートショート作、少しゴドーを待ちながら風かつ微ホラーチックin福井、タイトル(言ったかもしれないが聞きそびれたので)不明。
後半は見る活字舞台のようなイヨネスコの「授業」
登場人物は初老の教授(高鹿)とそこにやってきた女生徒(ぼくもと)、教授の基にいるお手伝いさん(マチネは近藤、ソワレは吉川)
特に話を改変する事なく、そのままの内容で演じられていたが、高鹿氏の初老ぷりから狂乱後からの台詞量に圧倒されるわ、ぼくもとさんの溌溂とした登場から「算数」の理解度からの思考停止、そして噛み合ない会話、これまでぼくもとさんを見てて、性的な印象はあまりもってなかったが、今回の女生徒役は照明遣いも手伝ってか妙に色っぽかった。
お手伝いさんのウンザリっぷりときっちり仕事をこなす不気味さが良かった。
インテリ人の会話と歯痛には注意が必要な約80分でした。