※ただし、かわいい子に限る。 公演情報 劇団テアトルジュンヌ「※ただし、かわいい子に限る。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 正直甘く見ていました、すみません。
    いや、本当に。これほどのクオリティのものが観られると思っていませんでした。
    女子校の、この年頃の「女」の、すごーくドロドロした感情・表と裏を使い分ける状況を見事に描ききってくれました。
    顧問の先生による女子高生の分析も、的確。
    大阪さんのモノローグも大変面白かったです。脚本&演出は女性のようですが、何故ここまで男子の気持ちが分かるのだ!?
    自分の主張をガーッと言い合って、スッキリして、でも問題が解決される訳じゃない。本当にその通り。結局本編でもそれを貫きました。
    だから、後半は終わりのないグダグダになってしまったけれど、実際そうだから、下手に纏めようとしなくて正解。

    登場人物の名前が、プロ球団をもじったものというのも面白い(本編ではあだ名で呼び合うから注目度は低いですが。)

    ネタバレBOX

    女子校の弱小ソフトボール部(人間関係結構ドロドロ)へ、一人の男(大阪)がやってくる。
    ジャイ子と呼ばれる部員の彼氏。写真部員の彼は、彼女から、引退する先輩に渡すためのアルバム写真を撮るように頼まれたのだ。
    あのジャイ子(男優が演じている)の彼氏!?と部員一同、恋バナに花を咲かせる。
    その後、「自分はかわいいのに、皆に可愛がってもらえない。可愛がられるのはいつもジャイ子ばかり」とジャイ子に嫉妬した福ちゃんの、大阪への誘惑(?)やピッチャーつばめの怪我を発端に、今まで表面的に付き合って来た人間関係が崩壊する。常日頃の不平不満や秘めてきた感情を互いがぶちまけ、罵り合う。
    明後日に迫る先輩の引退試合の行方はどうなる!?

    あらすじまとめるの下手なので悪しからず…
    とにかく、一人一人のキャラがしっかり立っている。キャラの役割が明確。
    罵り合いから始まるプロローグから、本編への流れも工夫しているな、と感じました。
    人物紹介のあの形式は、最近の流行なのでしょうか?嫌いではないです。

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    2013/12/11 22:09

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