Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス 公演情報 バンタムクラスステージ「Crossing,Christmas,Clearance.クロッシング クリスマス クリアランス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    人柄だけでは
    「Crossing,Christmas,Clearance」を観ました。
    設定は1960年代とのことですが、なにやら古めかしく、もっと昔のような感じです(禁酒法時代を描きたかったのか?と思ってしまった)。時代考証が曖昧なため、どうもしっくりきません。加えて、うまく雰囲気を作れない役者さんが多く、表面的な芝居になっているのが残念でした。
    ただ、この舞台の関係者の人柄は良いのだろうということはわかりました。

    ネタバレBOX

    役者さんの力量にバラツキがあり、未熟な役者さんが目立ってしまったのはどうかと思います。そこは演出側でカバーすべき部分であろうと思います。
    例えば、酔っ払いの演技が非常に表面的で、酔っ払っているようには見えません。単に巻き舌でセリフを言っているだけで、体が酔っ払いの動きではなく、違和感があります。そうした点は演出で指摘すべきであろうと思います。

    日本人が外国人を演じる時の違和感がとても出てしまっています。欧米人的な身振り・手振り、翻訳調の言い回しなど、なぜこうしてしまったのか?と思わずにはいられません。翻訳劇ではなくオリジナルの台本であるにもかかわらず、です。

    演技については粗さが目立ちましたが、銃器の効果だけは特筆すべきものがありました。マズル・フラッシュと銃声・薬莢のSEをどうやって同期させているのか、知りたいものです。

    0

    2013/12/10 01:51

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大