満足度★★★★★
「あの、お願いがあるんだけど」
ピノキオの台詞。
その最期の場面、その台詞がすごくよかったです。もう、わし、その台詞だけでうるっとしてしまいまして。
なんて説明すればいいのかわからないんですけど。そのときになってピノキオはようやく本当のコミュニケーションが取れたのかなあ、なんてね、あとから思ったりも。相手は、まあ、コオロギなんですが、、、。
途中、退屈なところも無きにしもあらずで。もしこのまま終わっちゃうと残念だなあと思いながら観てたんですけどね。
最期の場面で、全部オッケーみたいな。
少人数の舞台だと、人間関係が、もっと、こう、濃密になるというか、そういうことが多いし、そういうのを期待もするんだけど、そういう方向には行かなかったようですね。それもちょっと残念といえば残念。
いや、それはそれで、いいと思うんですが。