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城山羊の会『身の引きしまる思い』
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
城山羊の会「
城山羊の会『身の引きしまる思い』
」の観てきた!クチコミとコメント
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住み込みの女(533)
満足度
★★★★
ネタばれ
ネタばれ
ネタバレBOX
城山羊の会の【身の引きしまる思い】を観劇。
今年で二本目の新作であり、六作品連続での観劇だ。
毎度の事ながら内容をどのように説明したら良いかが悩みどこだが、
今作は、母親を男に盗られた娘の仕返しというところか?
あの傑作舞台【あの山の稜線が崩れてゆく】では、妻を刑務所帰りの元夫に盗られてしまう男の顛末を描いていたが、今作はそれの焼き直しという感じが否めなく消化不良だ。そのように感じてしまうのは、何時もの世界観を期待するワクワク感と、毎回似たような展開にやや飽きが来てしまう観客の傲慢さではあるのだが・・・・。
しかし描いているはかなり繊細な娘の心情を描いているのは間違いない。
そして消化不良と言っておきながら、ラストの終わり方の解釈次第では、
その消化不良が簡単に消化されてしまう魔法が隠されているとは観客の誰もが思いもよらなかっただろう。
毎作品観ていると作家が変わっていく様が手に取るように分かっていくのが、同じ劇団に通いつめる面白さだろう。
そして世間では微妙な山内ケンジワールド?と言っているようだが、それは大きな見せかけで、観客をかなり深い部分にはめ込んでいく事に快感を覚えているのが作家・山内ケンジの狙いだろう。
あ、それから三鷹芸術劇場の名物おじさんは、森元さんという方らしい。
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2013/11/30 10:43
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