満足度★★★★★
衝撃
圧倒的狂気。げらげら笑える80分ではあったが、その実頭のねじのトチ狂った人間しか出てこない。胸がつまるような狂気の波動の応酬に、最終的には僕がおかしいのか世界がおかしいのか、誰が正常なのかもう分からなくなってきて、ああ、僕はこう言うのが本当に好きなんだなと思いました。
こう言う人たちが芝居をやっていることをもっと早く知っていたら、僕は芝居をやらなくて済んだかもしれない。というかもうやめてもいいのかもしれない。やめないけど。
はぐらかしに継ぐはぐらかし、でも最終的にはやっぱり悲劇に落ちつくのかな。どうだろう。僕は最後まではぐらかしつづけたい派なのですが。