ライク ドロシー 公演情報 森崎事務所M&Oplays「ライク ドロシー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    初日拝見。
    大好きな川口覚くんが本多劇場に進出ということで、喜び勇んで駆けつけました。倉持さんの誠実さに溢れた脚本演出はなんて人を幸せにするのでしょう。ちょっとメルヘン、ちょっとファンタジックな世界に長澤まさみちゃんや片桐仁さんといった超人気の役者さん達が魅力的に息づいていて。高橋一生さんの演技力にも感嘆しながら、悪人のいない楽しい世界を堪能。客席全体もとても温かく、笑いの絶えない空間で赤い緞帳を見て、ああこれが「劇場」なんだなぁと優しい感動を覚えました。

    ネタバレBOX

    構図としては、オズの魔法使いのように長澤まさみちゃんにメインの3人の男性が協力させられるというもので。過激な市長に銀粉蝶さん、その息子に川口くん、そして脇を固める二人、の8人。

    一見脇に思えた川口くんが、実はまさみちゃんのお兄さんで、その魂を取り戻すためにまさみちゃん達が奮闘するというお話。市長の息子の魂が入った兄、しかし実は兄の魂のままで市長の息子を演じてきた・・・そんな入り組んだ役どころで、その事実を露にするときの目の色の変遷とビフォアーアフターの違いが素晴らしすぎて、さすが川口くんだなとゾクゾクしてしまいました。この大舞台で確実に一番実力を発揮できる役で、キラキラと輝いていた彼を観ていて、ファンとして誇らしくて涙してしまいました。これからもどんどんチケット代が高くなっちゃうんだろうな・・・嬉しい悲鳴。

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    2013/11/10 16:19

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