芝居でこんなに笑ったのは初めて
チケットプレゼントの繰り上げで、Wキャストの鈴チームを観劇。
いやー…素晴らしかった。
自分でお金を払ってでも、もう一方の空チームを見てみたいとさえ思う。
お芝居を見てボロ泣きすることは多々あるが、こんなに笑ったのは初めてだ。
他の方も書いていらっしゃるように、脚本が見事!
ギャグに頼らなくてもこんなに笑える。
こんなに複雑に絡み合った話なのに、観客は全く混乱せずに観られる、練りに練られた脚本。
笑い所や泣き所の分配も文句なし。
そしてその脚本を見事に演じた役者さんの演技力。役者が役にぴったりハマっている。
きちんと役者が舞台の上で役を生きている。
あんなに大声出しているのに、誰一人として声が枯れていない。
あの広島弁も相当稽古したんだろう。
舞台上に時計があり、暗転もなく、時計がいじられることもない(劇中と実際の時間経過は同じ速度)ので、2時間が短いとか長いとかは思わないのだけれど、お腹いっぱいの2時間。
時間の流れが同じことで、泣かせるシーンと夕暮れが重なるのがまた涙を誘うのだ。
最初にちょろっと出た人物が、最後に総ツッコミを受ける人物であると誰が予想しただろうか。