満足度★★
生演奏の位置づけ?
クラシックと演劇のコラボレーションということと、堀さんがご出演ということもあり期待して参りました。が・・。生演奏である意味をあまり見いだせませんでした。小さな劇場ででピアノ演奏や声楽の演奏があることの物珍しさはありましたが、演劇は何と言っても俳優の演技と物語が全てで・・。俳優の演技が全く音楽と無関係に存在しているのが残念です。BGMを生演奏にしただけではないかと。歌える役者でも居れば違ったかもしれません。
お話は映画でも何度も使われたことのあるベートーベンの不滅の恋人の話をそのまま使っているだけなので結末が最初から読めていたことと、軸になっている家族関係の話が重すぎて、辛かったです。