ラフレシア 公演情報 白昼夢「ラフレシア」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題862(13-301)
    19:30の回(ほんの少し霧雨)。19:00受付、開場。中央に円形の舞台、それなりに高さがあるのでひな壇2列目に座ります。左右に幕が垂らされた造り。BGMに英語(←なぜ?)、ヴァイオリン、ピアノ。19:29/35前説(諸注意のアナウンスがBGMと被っている、止めるなり、音量を下げるとかしないと意味がない)、上演~21:32終演。

    「『凹』(生活図鑑2013/3)」に出ていた河合さんがでること、そのときの制作だった平岡さんがこちらにも関わっているといことでみにきました。今日は(偶然にも)、13:00から江古田の(日本大学芸術学部)中ホールで『Modern Dance Performance~ロンド・カノン形式による創作~(3年生』 をみてきました。当パンをみると朝顔役の高橋さん、12月の卒業制作(洋舞)とあります。日程があえばみに行きましょう。

    ラストのパワーダンスはいままでみてきたダンスのなかで一番強烈でした。桜美林でみた「ピュア魂2」、木佐貫さんの冒頭の振付は凄かったけど、こちらは目の前ということで体感温度に差が出たようです。

    ネタバレBOX

    お話は、ちょっと複雑でした。振りかえってみればオーソドックスな設定でしたが、途中ではそれがわかりにくく、私の中で相当横道にずれてしまいました。なんといっても、冒頭、雨の雫をペットボトルで受けて飲んでいると思ったくらいなので(だから茶色だった)。

    「ラフレシア」と聞くと→キャプテンハーロック..だな。

    全体の世界(なにがなにしてこうなった世界)がどうなっていて、メイドの役割、サイボーグの使命、闘争の原因、日記がでてくる理由、刑の目的...などなど、中心となるお話はもっとシンプルにするか、初めの方で枠組みを理解させるような構成にするか、当パンに背景や相関図を載せるか、工夫できるのではないかと思いました。

    暗転が多いとどうしても一息ついてしまいます。特に冒頭、ぼんやりとした影をみせるとかできたと思います。観客の聴覚にだけ頼らせるのであれば芝居に引きずり込む圧倒的な何かが必要。セリフを耳で追うだけで終わってしまいます。


    お芝居はとても面白かったのですが、お話の展開のドキドキ感がもっとほしかった。

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    2013/10/20 01:42

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