満足度★★★★
久々のバッコス時代劇、楽しめた
毎回新しいことに挑戦しているバッコスだが、今回は得意とする時代劇に戻ってきた。
ナンチャッテ時代劇が大嫌いな私が唯一観続けている劇団である。
史実とは異なる大胆な解釈に私が反感を持たないのも、作家の森山さんの歴史に対する真摯な取り組みと的確な脚色を信頼しているからである。
今回、「ギャグが気になる」という意見が多かったので、心配していたが、観てみるといつもどおりで、格別ギャグが多いわけではないので安心した。
本格的時代劇を目指して真面目に演じてもチープ感がある劇団が多いだけに、気恥ずかしさを感じないで史劇を観ていられるのも、時々入る笑いがあるからだ。
エンタメ時代劇の沢島忠監督に近いセンスだから私には許容範囲だ。
普通の時代劇を観るなら、大劇場で商業演劇を観に行く。
新感線の時代劇だって、ギャグは多いではないか。
今回は女性たちが活躍するというので、興味と不安が半々だったが、みごとバッコス時代劇に仕立てていて、飽きさせない。
2013/10/04 11:48
2013/10/03 22:22
チラシが任侠映画みたいなので驚きましたが(笑)、とても面白く、安心してその世界に浸れました。
金子優子さんも、いままでのバッコスの中で一番よかったと思います。