「ギャップ笑い」で、口角も伸びた
『タイツマンズ』を観て、日頃のストレスを発散しよう。
初幕は、誰もが知っているテレビ•コマーシャルの替え歌を披露するショーの連続でした。
松崎しげる『富士サファリパーク』、吉幾三『新日本ハウス』など です。
『富士サファリパーク』は『マジ•サファリパーク』に。
それを、動物園のオス•メス ライオン達が唄い、踊り上げるシーンは圧巻!
統率の取れた手の動き、脚の動き、まるでコンピュータ•ゲームのようでした。
特に ご紹介しなければならないのは、EXILE「チューチュートレイン」のダンスです。
ライオン姿=『タイツマンズ』の それはギャップがあり、統率の取れていることに「笑い」が起こります。
ちなみに「ギャップ」と打ったら、次のような文字変換候補が ありました。
「ギャップ萌え」(?)
でも、多くの観客は「萌え」より、「笑い」だったのではないでしょうか。
IT企業、携帯会社へ言いたい。
「ギャップ笑い」は なぜ、候補に入れてくれないのかと。
次幕は、小学校の音楽教室を舞台とした、「肖像画の偉人」達のステージでした。
「クラシックの名曲が ずらずら登場するのかな…?」と思った そこの女性!、そんなんで「ギャップ笑い」は生まれない。
「山田くんち」の唄など、寝そべって煎餅をバリバリ噛みながら聴けるような、「軽ーい」曲ばかりだったのです。
モノマネ•コーナーも ありました。
ただ、ベートーヴェンやモーツァルトに扮した『タイツマンズ』は、すでにやっちゃってませんか?モノマネを。
偉人達が「江頭2:50」や「ふなっしー」をモノマネする姿、もう複雑すぎます…。
ファミコンのコンセントが 絡まった状態です…えっ?、古い?
『タイツマンズ』を観ると、CX「笑う犬の冒険」を思い出す。
「ノリ」は大切ですね。
大物ゲスト•水谷あつし さん の「ノリ」が あまり発揮されなかったのは残念でしたが、「カオス理論」を実証する舞台だったのではないでしょうか?
個人的な要望をいえば、一幕を短く削って、色々なバリエーションが あった方がよかった。
「よし、じゃあ 次回も 観に行こう!」
ちょっと、そこの眼鏡かけた課長さん!完全に乗せられてますよ。
商売上手なんだから…(秋葉原のメイド喫茶にいそうなツンデレ風に)